マスク氏のXソーシャルメディアプラットフォームがカニエ・ウェストのアカウントを復活させる
2020年7月19日、米国サウスカロライナ州ノースチャールストンで自身の大統領選出馬を支持する初の集会を開催し、主張するラッパーのカニエ・ウェスト。ロイター/ランドール・ヒル
7月29日(ロイター) - ソーシャルメディアプラットフォームXは土曜日、以前はカニエ・ウェストとして知られていたアーティスト、イェのアカウントを、暴力扇動を禁止する同プラットフォームの規定に違反したとして約8カ月前に停止されていたアカウントを復活させた。
イェ氏のアカウントには現在、プラットフォームXでアカウントが停止される前日、12月1日の最後の投稿が表示されており、新しい名前の所有者イーロン・マスク氏がツイッターに付けた。
ウォール・ストリート・ジャーナルは土曜日、同ソーシャルメディアプラットフォームの話として、Ye氏にはX上でアカウントを収益化する資格がなく、彼の投稿の横に広告も表示されないと報じた。
イェ氏のアカウントは、以前、ダビデの星の中にかぎ十字のシンボルを表示した投稿があったため、アカウントが再開されてからわずか2か月後の12月に停止された。
報告書は、この問題に詳しい関係者の話として、X氏は反ユダヤ主義やその他の有害な言葉を共有するためにプラットフォームを使用しないという安心を得た後、葉氏のアカウントを回復したと述べた。
Yeはプラットフォームに戻って以来、新しいものを投稿していません。
ソーシャルメディアプラットフォームはロイターのコメント要請にすぐには応じていない。
言論の自由の絶対主義者を自称するXの億万長者オーナーは、10月に初めてアカウントが復活した後、同ラッパーのプラットフォームへの復帰を歓迎していた。
マスク氏は以前、約1480万人のツイッターユーザーが51.8%が復活に賛成票を投じた世論調査を実施した後、ドナルド・トランプ前米大統領のアカウントを復活させていた。 しかし、トランプ氏はツイッターに戻ることに興味はなく、新しいプラットフォーム「トゥルース・ソーシャル」を使い続けるつもりだと述べていた。
葉氏はインタビューやソーシャルメディアで一連の反ユダヤ主義的な暴言を吐いた後、アディダス(ADSGn.DE)やギャップ(GPS.N)とのYeezy製品に関する提携関係を失った。
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